再試験の結果、効果がなかったということで2011年2月に自主回収となりました。
このように昔の基準では認可されたけれども、現在の基準でみると効果がない薬は他にもありえます。また治療方針の変更により不要と考えられる薬(咳止め、鼻水止め、下痢止め等)もあります。ちなみに現在の基準も未来には代わっているかもしれません。
Recommended Routine Immunization - Summary of WHO Position Papers
WHOが推奨するワクチンの一覧。
ヒブワクチンは1998年にはRecommendations for all(国の裕福関係なくすべての国に推奨)となっていました。
第11回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会で提出された予防接種法の定期接種となっていないワクチンについて、国立感染症研究所を中心に、現時点における情報(疾患の基本的知見・予防接種の目的と導入により期待される効果・ワクチン製剤の現状と安全性等に関する事項)を幅広く収集・整理したものでインターネットで公開されています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関するファクトシート
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンに関するファクトシート
肺炎球菌コンジュゲートワクチン(小児用)に関するファクトシート
肺炎球菌ポリサッカライドワクチン(成人用)に関するファクトシート